立命館大学体育会硬式庭球部blog

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男子は一部リーグ5位となりました!

立命館大学体育会 硬式庭球部を応援いただきありがとうございます!

「2022年度関西大学対抗テニスリーグ戦」が全日程終了しました!

今回は男子の活動報告をさせて頂きます。

 

1.一部リーグの結果
男子は1勝4敗で5位となりました。
この結果を受け、二部リーグの2位校との入れ替え戦に臨むこととなります。まずは、一つの区切りとして活動を報告させていただきます。

強豪校ひしめく一部リーグで、1校から1勝を挙げることの難しさを感じました。

この試合を通じて、部全体で支えあうことの大切さや、選手やサポーターがともに自身や仲間を鼓舞しあえる組織へとステップアップできたと実感しています。


2.試合の振り返り(第3~4戦)
2-1.第3戦 関西学院大学
関西学院大学は先のインカレでダブルスを中心に好成績を挙げています。
本学はダブルス1勝、シングルス4勝を目指して試合に臨みました。

まず、ダブルス1番手の羽山(3回・理工)・三木(2回・スポ健)組がフルセットに持ち込むも、惜敗。相手の得意とするダブルスを崩すことができず、ダブルス0-3での折り返しとなりました。

 

続く、シングルスでは3番手の羽山選手、4番手の星野選手(4回・生命)がフルセットで2つ勝ち星を挙げるも、結果2-7での敗戦となりました。

 

2-2.第4戦 同志社大学

同志社大学も先のインカレでダブルスの2組が活躍しています。
コロナ事由で欠場の不運があり、公式戦でシングルスの成績がありませんが、関西上位の実力があります。
本学はダブルス2勝、シングルス3勝を目指して試合に臨みました。

この試合からペアの変更を行い、その采配が功を奏してダブルス2番手の本田(4回・スポ健)・小川(2回・スポ健)組が勝ち星を挙げました。

 

そして、ダブルス3番手の星野・井崎(2回・生命)組がフルセットまでもつれるも、最後はタイブレークを取り切ることができず、勝ち星を逃してしまいました。

 

続く、シングルスは6名が一斉に入る展開となりました。
この日は前日の天候不良の影響で開始時間が変更され、結果としてシングルスの全試合が試合途中で翌日に持ち越しとなりました。
翌日も一斉に試合が展開され、3番手の本嶋選手(3回・理工)、4番手の星野選手がフルセットのに持ち込みました。

本嶋選手は前日のリードを守れずに逆点での負け、一方の星野選手は逆転で勝ち星を挙げました。
結果は2-7での敗戦でしたが、ダブルス、シングルス共にオーダー変更によるいい変化があっただけに、勝ち星を挙げるチャンスを逃し、非常に悔しい試合となりました。

 

3.最終戦 第5戦 甲南大学
両校ともに0勝4敗で迎える最終戦ですが、甲南大学側は強豪校からも勝ち星を多く挙げています。また、昨年開催されたリーグ戦代替試合で、甲南大学と対戦していおり、その時は大差で敗退しています。

両校ともに1勝を目指して、全力でぶつかる試合となりました。

ダブルスは先の同志社大学と同じオーダーで対戦し、1番手の羽山・三木組がテンポよいテニスで1セット目を奪取。強気なプレーを継続し、勢いのままに勝ち星を挙げました。

 

3番手の星野・井崎組は星野選手が両足の怪我をおしての出場。試合の途中に何度もトレーナーを呼ぶ状況となりました。

しかし、粘り強いストローク臨機応変なプレーで相手に喰らいつき一進一退のゲームを重ねてゆきました。その気迫に応えるべく、井崎選手も躍動感のあるプレーでポイントを重ね、接戦の末、大変貴重な勝ち星を挙げました。

 

2番手の本田・小川組はなかなか調子が上がらず、引き離されまいと必死に喰らいつきましたが1セット目を奪われました。セット間の休憩時、サポーターの脳裏には負けがよぎりましたが、両選手はしっかりした眼差しで、現状を分析し、打開策を見つけるべく必死にもがいていました。

そして、1番手組のロースコアでの快勝、横のコートで必死に喰らいつく3番手組の姿に鼓舞されて、諦めることなく2セット目を奪取。その勢いのまま、フルセットで勝ち星を挙げました!


そして、このリーグ戦で初めてダブルス3-0から、シングルスに突入する展開となりました。

あと2つの勝ち星を目指し、3番手の本嶋選手、4番手の星野選手、5番手の井崎選手、6番手の豊島選手(3回・スポ健)の試合が始まりました。

最初に勝ち星を挙げたのは5番手の井崎選手でした。相手選手は春、夏の個人戦で本学の選手をロースコアで撃破しており、苦戦が予測されていました。
しかし、ダブルスの勢いそのままに、続けざまにロースコアで2セットを奪取し、今年のリーグ戦初勝利に王手をかけました。


そして、勝利を決めたのが6番手の豊島選手でした。
6-2,6-1とスコア上はロースコアですが、一球一球のラリーとても長く、長時間にわたる試合となりました。
勝利の瞬間、緊張から解き放たれ、喜びの気持ちを爆発させました。

 

4.この2週間を振り返り

全部員が初めてリーグ戦を経験することなりました。

4回生は自身が1回生時に経験した内容を一生懸命伝え、サポートに徹するものは現地での指導・指揮に奮闘しました。

 

最初は覚束なかった低回生も日を追うごとに、支援する姿勢が様になってきました。


また、選手は、多くの人に支えられてコートに立っているいとう自覚、そして自身のプレーが人を勇気づけることを学びました。

 

何よりも部員の一人ひとりが純粋に「テニスが好き」という気持ちを再確認できたと思います。

 

全国の体育会硬式テニス部の中でも、本学は部員の入試形態や所属する学部が多様で、先進的な運営を行っているのが特徴です。まだまだ発展途上の部活動であり、このリーグ戦を経て、より一体感や絆をはぐくむことができたと感じています。

 

今回、全員が試合にテニスに集中できたのは、ひとえに皆様の温かいご支援と応援のメッセージを頂戴できたからです。改めて、御礼申し上げます。

 

この経験から学んだことをより発展させるとともに、テニスを通じて、まずは地域のジュニアや附属校生にも還元できるように取り組んでいきたいと思います。

引き続きご指導、ご鞭撻頂きますようお願い申し上げます。