立命館大学体育会硬式庭球部blog

立命館大学体育会 硬式庭球部のブログです!

女子が一部リーグに昇格しました!

9月17日に一部リーグ6位の同志社大学と一部二部の入れ替え戦に臨みました。
そして、計3-1で勝利し、一部リーグへの昇格・復帰を達成しました!

多くの応援をいただき、誠にありがとうございました!!!



1.試合当日
日ごろから交流のある大学で、ライバル校として意識しあっており、ともに入れ替え戦以上の気迫のぶつかる試合となりました。
また、日本に接近する大型台風の影響で、風が非常に強く、とてもタフな試合になりました。

入れ替え戦から会場への入場者数が各校50名に緩和され、コーチや男子の支援組、卒業生の方もお越しいただき、応援してくださいました。



2.ダブルス
ダブルス1番手に古賀(4回・スポ健)、横井(3回・薬学)組、2番手に岡山(3回・経済)、芹川(1回・経済)組が入りました。
ダブルスでの2勝を目指して試合に臨みました。

2番手の岡山・芹川組は笑顔で支え合いながらプレーしました。

しかし、ストローク主体の戦術で、当日の強風にテンポをつかめず、敗けを喫してしまいました。

1番手の古賀、横井組も強風に苦しみながら、風の影響を配慮し、ボレー中心の戦術に変更しました。

少ないチャンスをものにし、1セット目を奪取。

2セット目は勢いをそのままに、速いテンポで攻勢をしかけ、大きな勝ち星を揚げました。

 

3.シングルス
息もつかぬ間にシングルスが始まりました。
1番手に古賀選手、2番手に横井選手、3番手に芹川選手が同時に入り、3面での試合展開となりました。
どの試合も接戦が予測されました。

最初に勝ち星を挙げたのは3番手の芹川選手でした!

相手選手も同じ1回生で、ともに初めての入れ替え戦となりした。
芹川選手は重圧を乗り越え、1回生らしい溌溂としたプレーで、相手を終始圧倒し、ロースコアで勝ち星を挙げてくれました!

 

立命館大学が王手をかけたことで、相手選手はより気迫のこもったプレーとなり、1番手の古賀選手はゲームを先行され、2番手の横井選手は1セット目を奪われ、ともに劣勢に立たされる展開となりました。

 

まず、古賀選手がストロークとボレーを織り交ぜた戦術で、長かった1セット目を奪取。

横井選手は2セット目も相手に大きくリードされていましたが、必死に食らいつき5-5まで追いつきました。

この粘りにより、相手校の応援は2つのコートに分断され、1番手の古賀選手への重圧を少なくし、かつ勇気づけるプレーとなりました。

 

横のコートでの熱戦に応えるように、古賀選手は2セット目も巧みな戦術と粘りのストロークでポイントを重ね、6-1で2セット目を勝ち取り、一部昇格を決めました!

 

4.試合の振り返り

古賀主将の体制となった時、コロナ禍でリーグ戦の開催も不透明でした。

しかし、「一部昇格・復帰」を目標に掲げ、主将として、就職活動と練習を並行しながら部活を牽引しました。

彼女の背中をみて、部員は大変勇気づけられました。そして、今年の過去最高のインカレ出場につながったと考えます。

このリーグ戦も、全員が最後までやるべきことをやり切り、全員の想いが一つになった試合でした。

 

試合後の挨拶で、重圧から放たれ、涙する古賀選手の姿に、会場の全員が温かい拍手が送られました。本当にお疲れさまでした。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

4回生はこれで引退となります。

笑顔で、悔いなく集大成としての試合を終えることができました。

多くの応援や支援、温かいメッセージを頂戴し、改めてお礼申し上げます。

来年は一部リーグでよりよい成績を出せるように、練習に取り組んでゆきます!

これからもご指導ご鞭撻いただきますよう、お願い申し上げます。